もの忘れが増えた、認知症かも?と不安になる方が増えています。認知症の前段階の軽度認知症※は早めの治療や生活習慣の見直しで進行を遅らせたり、改善が期待できる場合があります。
今回は新設のMCI外来について脳神経外科の星院長に診療において心がけていることなどについてお話を伺いました。
※軽度認知症害(MCI)を含む
セコメディック病院 脳神経外科 院長
星 誠一郎(ほし・せいいちろう)

近隣医療機関から、当院で治療を開始して欲しいという声が聞こえてきたことがきっかけです。船橋市内で、この新しい治療を提供している施設は少ないんですよ。
増えていますね。最大の要因は高齢化です。
早いほうがいいでしょう。物忘れが多くなったりして「おかしい」と感じた時、「認知症かも?」と不安になった時には受診したほうがいいでしょう。
適切な治療と生活習慣の改善で、進行を遅らせたり、中には症状が改善する人もいますよ。仮に今のままであっても、楽しいことはたくさんできます。前向きに過ごしましょう。
モットーというほどのことではありませんが、「病気だけでなく人をみる」というのは意識しています。

こういった方は大変多いと思われますが、無理強いは避けたほうがいいでしょう。
では、どうするのかということですが、結構難しいです。信頼関係のできているかかりつけ医がおれば、かかりつけ医から「専門の病院で診てもらいましょう」と提案していただくのが有効です。あるいは、「家族が安心したいから、一緒に病院に行ってもらえると嬉しいんだけど」と”家族の安心”を理由にするのも有効な場合があります。
問診では、普段の日常生活のことをお聞きします。その後、血液検査、MRI検査、認知機能検査を行います。ケースによってはPET検査という特殊な検査を行う場合があります。
コロナ後はインドア派になってしまって、最近は読書や映画鑑賞が多いですね。「国宝」を映画館でみて感動しました。映画はなるべく映画館で見ようと思っています。
MCI外来はMCI(軽度認知障害)、軽度認知症の方に新しい治療を提供します。今までにない効果があり、もはや認知症はあきらめるべき病気ではありません。紹介状は必要ですが、気軽に受診してください。
