泌尿器科のご案内

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泌尿器科

診療内容および特色

セコメディック病院の泌尿器科では頻尿や尿失禁、排尿困難などの排尿症状や尿路結石症、尿路感染症といった良性疾患、膀胱癌や前立腺がんなどの悪性疾患の診断と治療を行っております。
近隣の高度機能を有した病院とも連携を取り様々な泌尿器科疾患の診療が可能です。
特に前立腺がんの診断において前立腺の一部を採取する前立腺生検を行いますが当院ではより精度を高めるためMRIのデータから作成した画像をリアルタイムで超音波画像と同期させる機能(RVS)を用いて精度の高い診断を行っています。
また尿路結石症に対して先端4.5Fr(1.5mm)の細径尿管鏡とLISA社製Sphinx Jrを用いて合併症の少ない手術を心掛けております。

トイレが近い・回数が多い

頻尿とは?

通常よりも尿意を感じ、トイレの回数が多い状態を言います。決まってはいませんが通常のトイレの回数は6~8回/1日です。夜間は2回以上トイレで起きる場合も頻尿とされます。必ずしもそれ以上が頻尿というわけではなく、ポイントは「日常生活において不便を感じるかどうか」です。


原因は?
人によって症状はさまざまです。以下の原因が考えられます。

尿の回数が多い

急な尿意が主で切迫感のある症状は「過活動膀胱」といいます。神経の働きが弱まると尿がたまっていないのに、膀胱のコントロールが効かず収縮しトイレに何度も行くようになります。

脳卒中、パーキンソン病などの脳や脊髄の病気によるものや、神経の病気がなくても、前立腺肥大症によるもの、加齢による膀胱や尿道の筋肉の変化などがあります。

 

尿の量が多い

尿の量が多い「多尿」は、1日の尿量が異常に多い状態です。成人の尿量は通常1.5~2L/1日ですが、多尿の場合は3L以上となります。原因は2つに分かれます。

      • 体内の水分が多い

利尿作用のある飲物や水分を取りすぎたり、腎臓機能の低下が考えられます。尿は濃縮して排出していますが、機能が低下すると薄くなり、多尿となります。また、夜間頻尿になることが多いですが、さらに腎機能低下が進行すると、尿量が減少します。

    • 尿を増やす物質がある

膀胱や尿道に病気がなくても、糖尿病があると血液中のブドウ糖濃度が高い状態になります。その濃度を下げようと水分を必要とし、水分摂取が多くなります。また、腎臓、尿路感染症の病気で利尿作用のある薬を服用すると副作用から多尿となります。

 

尿が残った感じがする

尿をためたり出したりするために膀胱が伸縮する神経の働きが弱まると、残尿感が発生します。後述しますが男性では前立腺肥大症、女性では膀胱炎による症状が多いです。


前立腺肥大症

前立腺は膀胱のすぐ下にあります。加齢とともに大きくなり、原因は男性ホルモンの分泌バランスの関係が考えられています。50歳以上の方に多くみられます。尿道(尿の通り道)を圧迫し、尿が近くなったり、勢いが弱い、残尿感、尿が出にくくなる症状です。前立腺はその他に若い方だと慢性前立腺炎の可能性があります。長時間座っている状態が続くと前立腺に刺激を与えます。放置すると腎臓の働きが著しく低下する腎不全や尿毒症などを引き起こすことがあります。
前立腺は男性だけにある臓器で、膀胱のすぐ下にあり、尿道のまわりを取り囲んでいます。精液の一部を生成し、活動を助ける役割があります。

前立腺肥大症

体にやさしいwave治療
尿路結石

脱水状態が続くと尿が濃く少なくなり、腎臓、尿管、膀胱、尿道といった尿路に尿中の成分が結晶化して育ち、結石が生じてきます。尿路結石は血尿と激しい痛みをともないます。軽症の場合はトイレの我慢はやめ、尿で膀胱内の細菌を洗い出すよう水分を多めにとります。重症の場合は手術(3~4泊入院)で結石を除去します。

尿路感染

尿路に細菌が感染し、炎症が発症する症状を「尿路感染症」といいます。尿路とは尿が作られて排出されるまでに通る腎臓、尿管、膀胱、尿道をいいます。原因は2つに分かれます。

 

膀胱炎

トイレが近くなったり、血尿が出たり、排尿時に痛み(膀胱が伸縮する時の痛み)が生じます。膀胱の粘膜に細菌が感染し、頻尿や残尿感の症状がでます。尿道から細菌が入るためで、尿道と膀胱が近い女性に多くみられます。急性膀胱炎は若い女性に多く、治療は抗生剤の使用でほとんどの方は1〜2日ほどで改善が見込まれます。

高齢になるにつれ、免疫力の低下から発症しやすくなります。軽症の場合はトイレの我慢はやめ、尿で膀胱内の細菌を洗い出すよう水分を多めにとります。

 

腎盂腎炎(じんうじんえん)

排尿時の痛みや頻尿、残尿感にくわえて38℃以上の発熱、腰の痛みをともないます。尿道から侵入した細菌が尿路を通り、腎盂(腎臓で作られた尿がたまるところ)に炎症を引き起こします。膀胱炎が進行して腎盂腎炎になることがあります。通常、尿路に侵入した細菌は排尿により排出されますが、免疫力が低下している方や、糖尿病や腎結石など持病のある方は敗血症(臓器の機能障害)で重症化する可能性があります。

外来担当医表

  • ※表を横にスクロールしてご覧ください。

    ■休診・代診のお知らせ

    (医師の急な都合により、掲載できない場合がございます。)

    11月30日(土)       休診
    10月26日(土)       休診
    10月7日(月)午後      ★神谷医師不在→代診:担当医
時間
午前 神谷★ 岡崎★ 遠藤★ 湯本 湯本 湯本
午後 神谷★
(第1.3.4.5週)
湯本
(第2週)
岡崎★ 遠藤★ - 湯本 -
★非常勤医師

医師紹介

湯本 久雄ゆもと ひさお

湯本 久雄
  • 役職 部長
    資格 日本専門医機構泌尿器科専門医

    日本透析医学会透析専門医

    厚生労働省臨床研修指導医講習会修了

受診について

セコメディック病院では、予約されている方や紹介状のある方が優先です。
また、予約された方は予約時間より前にお越しになっても、時間までお待ち願います。

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