自宅時にいながら酸素を吸入する治療法です。体に必要な酸素が不足している方に主に鼻チューブ等から酸素を補うことで生活の質(QOL)を保ち、病気の進行を防ぐことが目的です。
酸素は私たちの体がエネルギーを作るために欠かせないものです。私たちが普段吸っている空気には酸素が約21%含まれています。しかし、肺に病気があると十分な酸素を体に取り込むことが出来なくなります。
体に酸素が足りなくなると
さらに、酸素不足は心臓にも負担をかけ心不全を引き起こしたり、眠れなくなったり(不眠)、気分が落ち込んだり(抑うつ)になることもあります。
在宅酸素療法の適応基準(日本呼吸器学会)では以下のように示されております。
①あらかじめ酸素吸入以外に有効と考えらえる治療を行い、少なくとも1ヶ月以上の観察期間を経ても酸素の吸入が必要な場合
②安静時の呼吸で動脈血酸素分圧(PaO2)が55mmHg以下(酸素飽和度88%以下)の場合
現在、在宅酸素療法が医療保険の適用となっている疾患は
在宅酸素療法につきまして何かご不明な点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
セコメディック病院では、予約されている方や紹介状のある方が優先です。
また、予約された方は予約時間より前にお越しになっても、時間までお待ち願います。
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