近年、医療は栄養の必要性が高く評価され始めています。当院の栄養科では、ICU・急性期・回復期リハ病棟それぞれに管理栄養士の専任がおります。急性期病棟では管理栄養士の病棟配置をしており、入院時には患者様へ食事状況の聞き取り、栄養評価を行い、食事摂取状況や病状に合わせた食事提供を行っています。
食事を召し上がっている際も患者様のベットサイドへ伺い、摂取量が不足している場合には、食形態や栄養補助食品の調整を行い、必要栄養量が充足できるよう介入しています。管理栄養士が病棟にいることで、食事摂取や栄養管理上の問題への迅速な対応が可能となっています。

2025/4/1現在
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栄養サポートチーム(NST)専門療法士 |
1名 |
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静脈経腸栄養(TNT-D)管理栄養士 |
1名 |
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千葉県糖尿病療養指導士 |
6名 |
入院時に治療食を提供している患者様へ、提供しているお食事の説明を行っています。また、退院時には必要に応じて、食事療法の継続、消化器術後の食事、嚥下機能低下に伴う食形態の調整等で退院後も不安なことがないようサポートいたします。
正面玄関入ってすぐ左横にある栄養相談室で実施しています。 糖尿病、高血圧症、脂質異常症、腎臓病などの生活習慣病で食事改善が必要な方、フレイルやサルコペニアによる低栄養、経管栄養についてなどお気軽にご相談ください。予約制となりますが、空きがあれば当日受けることも可能です。
また、情報通信機器などで用いた指導も可能です。
| 受付時間(日・祝日除く) | 月~金 9:00~16:00 |
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| 土 9:00~11:15 |

管理栄養士は各種医療チーム、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡対策チーム、感染対策チーム、透析予防チーム等のチームで活動しています。それぞれのチームと病棟管理栄養士は連携して、栄養管理体制の強化を図っています。
低栄養の患者様には各病棟で栄養カンファレンスを行い、医師・管理栄養士・看護師・薬剤師・言語聴覚士など他職種の医療スタッフが、それぞれの専門知識を出し合い、患者様にとって適切な栄養療法を検討し、栄養状態の改善を図っています。
患者様の食事提供に関わる各職種(医師・看護師・管理栄養士・厨房スタッフ・言語聴覚士・事務スタッフ等)が集まり、給食委員会を実施しております。持続可能なより良い食事の提供を行うため、協議を重ねています。
セコメディック病院では、患者様の疾患・嚥下機能に合わせたお食事を提供しております。安心・安全な食事提供ができるよう、衛生管理の徹底や季節に合わせた献立作成等に取り組んでいます。月に1度、イベント食も提供しております。
朝食
昼食
夕食
2月 節分
12月 クリスマス
