2011年は、我々日本人にとって忘れることのできない一年となりました。あらためて、東日本大震災により、多くの尊い命が失われたことに深い哀悼の意をささげます。また、被災された皆様、ご家族やご親族、ご友人の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。月並みではありますが、一日でも早く、より良い復旧復興の成ることを心からお祈り申し上げます。
新たな年を迎えるにあたり、日頃より当院を利用してくださっている地域の皆様と地域医療を支えるために当院に関係してくださっている全ての方に対しまして心より感謝を申し上げます。
お陰様で、昨年の最重要課題であった7対1看護基準を6月に取得することができました。患者さんの療養環境と職員の労働環境を守っていくためにも、当院のような急性期病院では、この基準が必須のものになりつつあります。しかしながら、報道にもあるように千葉県では人口に占める看護師数の少なさは、医師数同様に全国ワースト2医です。このような悪条件の中、7対1看護基準を達成することが出来たことを誇りに思います。もちろん、基準を取得するだけではいけません、本年は、皆様にとってよりよい環境を醸成していくことを重要課題として取り組んでまいりましょう。また、医療法人誠馨会としては、医師を始めとして若い医療従事者の育成に更に力を入れていくことになりました。新たな世代を育てるためには、職員皆さんの力が必要です。よろしくお願いいたします。
さて、最近、「50代からの男の体にズバッと効く本」という石川恭三先生の著書を拝読させて頂く機会がありました。ウィットに富んだ文章に感銘を受け、楽しく読ませて頂きました。中でも特に強く印象に残った部分を最後に引用させて頂きたいと思います。
「たった300gしかない小さな心臓が1日10万回も拍動を続けていられるのは、一回拍動するごとに一回休息しているからである。心臓は休みなく働いているのではなく、休みながら働いているのである。」
本年も皆様よろしくお願い申し上げます。
平成24年 元旦
病 院 長 |