脳ドックのご案内

あなたの脳は健康ですか？

脳の病気は早期発見で未然に防ぐことができるケースが多いといわれています。 できるだけ早期に発見すること、またその可能性をみつけて日々の生活習慣を改善する ことが大切です。

こんな症状はありませんか？

・疲れると頭が痛くなることがある？（頭痛）
・疲れると吐き気を感じることがある？（嘔吐）
・長時間座っていて立ち上がる時にめまいやふらつきを感じることがある？（めまい・ふらつき）
・顔や手足に突然しびれを感じることがある？（顔や手足のしびれ）
・手足が震える？（ふるえ） 人の声が聞き取りにくい？（難聴）
・最近頭や顔をぶつけた？（頭・顔を打撲した）
・物を持つときに等、手足に力が入りにくいと感じることがある？（手足に力が入りにくい）
・物を見るとき二重に見えたりすることがある？（物がだぶってみえる）

検査項目

検査項目	検査内容	検査目的
問診	脳神経外科専門医による問診 身体測定、血圧測定など	-
画像診断	頭部MRI	磁気を使用した装置で、「脳梗塞」「脳腫瘍」「脳の老人性虚血性変化」を検出します。
	頭部MRA（1.5テスラ）	MRI装置で脳血管のみを画像化し、「脳動脈瘤（くも膜下出血の原因）」「脳血管の狭窄・閉塞（脳梗塞の原因）」を検出します。
生理機能検査	心電図、ABI（動脈硬化検査）	血管の硬さや詰まりを知ることができる検査です。「脳梗塞」「脳出血」等の原因となる動脈 硬化度を検査します。
	頸部血管超音波検査	脳梗塞の基礎的疾患でもある頸動脈の狭窄・動脈硬化度を検査します。
血液検査	赤血球・白血球・血色素量・ヘマトクリット・血小板数・AST・ALT・クレアチニン・総コレステロール・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール・nonHDL-コレステロール・中性脂肪・尿酸・空腹時血糖・HbA1c	脳卒中の危険因子である不整脈（心房細動）、糖尿病、高脂血症等をチェックします。

検査オプション

認知症の簡易検査を追加することができます。
日頃、もの忘れが気になる方は、この機会に受けてみてはいかがでしょうか？

検査項目	検査目的	料金（税込）
長谷川式簡易知能スケール	認知力をみる検査	5,500円
仮名ひろいテスト	注意力をみる検査

脳ドックQ&A

脳ドックを受けるときに、特に注意しなければならないことは何ですか？

インプラントや人工関節など、取り外せない金属が身体の中に入っている方は、MRIを実施して良いか、事前に主治医にご確認ください。

 

閉所恐怖症があるのですがＭＲ検査を受けることができますか？

かなり強い閉所恐怖症の方は、検査が出来ない場合もあります。

 

脳ドックで何かみつかった場合はどうするのですか？

当院では、脳神経外科専門医師がおりますので後々のフォローも可能です。

治療としては、①経過観察　②薬物療法　③開頭手術　④血管内手術などとなります。

 

脳ドックはどのくらいの間隔で受ければ良いですか？

診断結果によりますが、年に１回の受診をお勧めします。